ヒラスズキゲームで釣れる外道ランキング
荒れた日に磯に立ち青白く広がるサラシにピンポイントルアーを打ち込んでいくでヒラスズキゲーム。
私自身もその魅力にとりつかれた一アングラーだ。
そんな、楽しいヒラスズキゲームをさらに面白く?させてくれるのが予想外にヒットする外道たち。
釣れる外道の確率の高いと思われる順に独断と偏見でランキングにまとめてみた。(マルスズキ以外で)
1. チヌ(クロダイ)
ダントツで確率が高いと思われるのがチヌ。
ヒラスズキを狙っていてチヌが釣れたときは若干がっかりしてしまうが、ヒラスズキ用のルアーにヒットしてくるものは大型ばかりなので、結構引きは楽しめる。
食味は、ヒラスズキには太刀打ちできないがムニエルなどにして食べてもなかなかいけるのでキープするのも良いだろう。
特に春先は釣れる確率が格段に高くなる。
チヌは、ふかせ釣りなどでそれ専門に狙っている人もたくさんいる程の魚なので、大型が釣れたときには純粋に喜ぼう。
2. 青物
ヒラスズキゲームにおいて、この青物もよく外道としてヒットしてくる。
一番多いのはヤズ(ブリの子ども)だが、時には4、5㎏クラスのヒラマサがヒットしてくることもある。
しかもどシャローで……。
青物が釣れたら嬉しいのだが、そこそこサイズのヒラマサとなるとヒラスズキタックルで釣り上げるのはかなり苦労させられる。
もともと、ヒラマサがヒットする確率の高いことが分かっているなら、青物にも対応できるヒラスズキと兼用のタックルで挑むのも良いと思う。
いずれにしてもスリリングなファイトになるのは間違いない。
3. マダイ
チヌや青物程ではないが外道として時折りかかるのがこのマダイ。
この魚も外道ではあっても釣れると非常に嬉しい。
引きも強く、見た目も赤が引き立ち、食べても美味しい。
ヒラスズキよりも若干下の層にいることが多いと言われているが、これも状況により異なってくるので確かなことは言えないのが本当のところだ。
4. メバル
意外に思われるかもしれないが、メバルも外道として結構ヒットしてくる。
しかも食ってくるのはランカーサイズが多く、トップに出ることさえある。
私自身もこれまで何度も30㎝クラスの黒メバルをヒラスズキタックルで釣ってきた。
いくらランカーサイズとは言え、ヒラスズキ用の12㎝前後のミノーやトップウォーターに食ってくるのだから、スイッチの入ったメバルはかなりアグレッシブな魚だということがよく分かる。
あえて、サラシをメバルタックルで狙いロックフィッシュゲームをするのも面白いかもしれないが、そこに外道としてヒラスズキがかかってしまうかもしれないのでご注意を。
5. イサキ
一昔はそれほど聞かなかったような気がするが、最近はよくこのイサキがルアーで釣れている。
海が変わってきたのか、それともルアーアングラーが増えてきたので情報も多くなったのかもしれない。
いずれにしてもこのイサキ、外道とは言え釣れると結構嬉しい。
引き味もなかなかで、一瞬ヒラスズキがひっとしたのでは?と間違うほどだ。
塩焼きは絶品なので、食べる分だけキープするのも良い。
イサキは群れをなして移動する魚で、釣れる時間帯もまとまっていることが多く釣れると立て続けに何匹もヒットしてくるのでそのタイミングを逃さないようにしよう。
以上、ヒラスズキゲームにおける外道のランキングを挙げてみた。
もちろん他にも外道としてヒットしてくる魚はいることだろう。
単純に、「あ~外道か~」で終わらせてしまうのではなく、「この状況でなぜこの魚が釣れたのか?」ということを一つのデータとして積み重ねていくことで、アングラーとしての経験値も上がり、引き出しも増えていくことだろう。
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