根掛かりしてしまったときの対処法 大切なルアーを回収するには…
ジギングにしろプラッギングにしろ、釣りにおいてどうしても避けては通れない厄介な問題がこの”根掛かり”だ。
特に高価なルアーやジグ、またはお気に入りのルアーを根掛かりでなくしてしまったときにはテンションがた落ちだ。
だが根掛かりをしてしまっても上手に対処すればかなりの確率で、救出することも可能なのだ。
では、いったい根掛かりしてしまったならどうすれば良いのだろうか。
まずは、根掛かり直後にやってはいけないことから…
焦りは禁物
やってはいけないこと、それは根掛かりしてしまった!と思ってロッドを思いきり煽って強引に外そうとすること。
これをやると、かなりの確率で深く根掛かってしまう。
それまで掛かりが浅かったルアーの針先がロッドを一気に煽ることによってよりいっそう深く岩の間やフジツボなどの貝類の隙間にはまってしまい状況は深刻になってしまう。
なので、焦って「ガッガッ!」とロッドを思いきり煽るのはやめよう。
どうすれば外れる?
ではどうすれば根掛かりを上手に外すことができるのだろうか。
いくつか方法がある。
1. 角度
自分のたっている場所が大きく移動可能な場合、まずは角度を変えて引っ張ってみよう。
このとき注意すべきなのは、移動中にラインのテンションを緩めてしまわないこと。
もし緩めてしまうと、ルアーが波で動いて他の針先も引っ掛かってしまったり、ラインがフジツボなどに巻き付いてしまったりする恐れがあるからだ。
かといって、引っ張りすぎるのも宜しくないので適度なテンションをかけながら移動するようにしよう。
もし、掛かりがかなり浅かったり実際にはルアーの頭が隙間にはまってしまっているだけの場合、これだけで外れることも多い。
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2. ジワッとテンションをかけて急に緩める
もうひとつの方法が、グーと強めにラインにテンションをかけた後に急激にテンションを緩めてその反動でルアーを動かすというもの。
まず、リールとバットガイドの間のメインラインを手にする。そしてラインを左手でひいて少し余分をためた後、そのままロッドをジワーッと曲げていきテンションがかなり
かったところで左手でつかんでいたラインを突然放し一気にフリーにするというもの。
これでかなり外れる場合があるので試してみてほしい。
それでも外れなければ…次のステップへw
3. 手で強引に引っ張る
最終手段として手で引っ張るというステップに移ることになる。
ただし、この時必ずジギンググローブ等で手を切らないようきちんと保護してやる必要がある。
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手でじかに引っ張ってやることによって、針先に大きな負荷がかかりそこだけが曲がって、ルアーは救出されるというケースも非常にい多いのだ。
ロッドを一直線にしてスプールを押さえて引っ張っている人を時々見かけるが、これをやるとスプールに巻かれているメインラインが傷んだり、スプールのラインが中にめり込
んでいきライントラブルを引き起こしたり、時にはそこからブレイクしてしまうということも多々あるのでやめておいた方が無難だ。
手でするのが難しければ、これ専用の道具なども発売されているので活用すると良いだろう。
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以上3つの段階を踏んでも救出できない場合は男らしく潔く諦めようw
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