青物&ヒラスズキ兼用タックル【リールとライン編】
2021/12/04
以前の記事”青物・ヒラスズキ兼用タックル【ロッド編】”では、おすすめの兼用ロッドを少し紹介したが、今回はそのロッドの相棒となるリール、そしてラインについて。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/118a03c2.9f876071.118a03c3.5c0a8e53/?me_id=1196403&item_id=16783154&m=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fnaturum%2Fcabinet%2F1258%2F02846099_1.jpg%3F_ex%3D80x80&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fnaturum%2Fcabinet%2F1258%2F02846099_1.jpg%3F_ex%3D300x300&s=300x300&t=pict)
ロッドとリールのバランスが崩れてしまうと、アングラー側に不必要な負担がかかってしまい長時間釣りを続けるのが難しくなってしまう。
”タックル選び”は直接釣果にかかわってくるとても大切な要素と言えるのだ。
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リールに求めるのは頑丈さと糸巻き量
リール選びの際、ヒラスズキのみに的を絞るのであれば、青物用ほどの頑丈さやスプールの糸巻き量は必要ではないのだが、兼用するとなるとそれなりのリールが必要となる。
頑丈さ
”頑丈さ”で特に見るべき箇所は、ハンドル周りの作りとメインギア。
ヒラスズキを狙うような浅瀬で根が点在しているような場所で青物がかかった場合、リールをゴリ巻きして根に入られないようにコントロールする必要がある。
この時にもしハンドルのつくりが弱かったら、メインギアが貧弱だったらどうなる?
ハンドルのジョイント部分が折れたりネジ部が緩んだり・・
メインギアから嫌な金属音が聞こえて、ハンドルを回せなくなったり・・・
想像するだけでゾッとしてしまう。。。
実際に、私の友人の中にも不意の大物が掛かったときにこれと同じことが起きてしまった者がいる。
なので、リールの頑丈さは決して見過ごしてはならない大切な要素なのだ。
まずハンドルからいうと、間違いなくねじ込み式のものをおすすめする。
間違っても、持ち運びに便利だからと言って折り畳み式のものを選ぶことのないようにしよう。あとで痛い目を見ることになってしまう。
そしてメインギアについてだが、これ頑丈さに関しては値段相応、つまり高ければ高いほど強い材質のギアが搭載されている。
もちろんそう簡単にステラやソルティガのようなハイエンド機種を購入できる人は少ないことと思う。
しかし実は、その一つ下の機種(シマノではツインパワー、ダイワではセルテートSW)にも、それと同じ材質のメインギアが組み込まれている。
リールの一番重要な部分、その心臓部はほぼ同じなわけだ。
それでいて半額近く値が下がるので、まさにおすすめのリールと言える。
糸巻き量
次にスプールの糸巻き量、つまり何番のリールがマッチするかという点だが、青物のことを考えると、できれば2.5号クラスのPEを200メートル以上巻くことのできる余裕がほしい。
そう考えると、必然的にシマノで5000番以上、ダイワで3500番以上の大きさがぴったりだ。
以前の記事で紹介した青物・ヒラスズキ兼用のロッドにもこのクラスのリールが一番バランスよくマッチするはずだ。
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ライン 強さと飛距離のバランス
では、次にリールに巻くラインについて。
ヒラスズキアングラーのなかには時々あえてナイロンラインを使う人もいる。
ナイロンラインにはPEにはない良さがあり、PEかナイロンかどちらを使用するかは好みで決めれば良いのだが、こと青物兼用ということになるとライン強度や飛距離等も考えて間違いなくPEラインの使用がおすすめ。
では、どのくらいの太さがちょうど良いのだろうか。
ヒラスズキゲームで考えるなら、ラインが太くなりすぎるとラインが横風の影響を受けやすくなってしまい、ルアーのコントロールが難しくなってしまう。
かといって、細くしすぎると青物が掛かったときに青物の走りによる急な衝撃でスプール内でのライン同士の摩擦が起こり、ラインブレイクしやすくなってしまう。
また、ヒラスズキを狙っている際に多少なりともラインが磯に擦れて傷が入ってしまっていると、青物による大きな負荷がかかった時にその部分から簡単に切れてしまうこともある。
これは私自身の経験上だが、2号もしくは2.5号程度の太さを目安にすると良いだろう。
リーダーはフロロカーボンの30ポンド以上が推奨だ。
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