ショア青物&ヒラスズキ

憧れの魚を追いかけて…

*

ヒラマサキャスティングのリーダーシステムについて

      2021/04/15

ショアからキャスティングでヒラマサを釣る極限のゲーム。

 

タックルを考えるときにロッドやリールにばかり注目してしまいがちだが、リーダーシステムをどのように組むかという点もかなり重要な要素となる。

 

 

リーダーの太さや材質、長さやノット。

 

アングラーの好みによって色々と意見が別れてくる部分出でもあるのだが、今回は

「自分のシステムにあまり自信がない」
「ヒラマサキャスティングは初心者でこれから始めたい」
「いろいろな意見を参考にしたい」

という方に、私自身が使用しており良いと思っているシステムを紹介しようと思う。

 

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リーダーの種類

 

ヒラマサゲームにおいて使用されるリーダーの種類は基本的にナイロンとフロロカーボンの2種類。

 

 

いずれにも長所と短所がある。

 

まずナイロンに関して言うと、長所は以下の通り。

 

・クッション性があるので魚をバラシにくい
・フロロカーボンよりも結びやすい
・価格が安い
・比重が軽いため小さめのトップウォータプラグも使用できる

 

 

 

次に短所。

 

・根ズレに弱い
・吸水性がありフロロカーボンよりも多少寿命が短い

以上。

 

 

 

フロロカーボンの場合は上に挙げたナイロンの長所・短所の逆だ考えると良いだろう。

 

 

以上の点から、私自身は大型の可能性が高い根やブレイクのあるシャローエリアなどはフロロカーボン、それ以外は基本的にナイロンリーダを使用している。

 

 

リーダーの太さ

 

次に太さだが、ナイロンリーダーもフロロカーボンも80lbもしくは100lbを使用することが多い。

 

ナイロンの場合はそれ以上太くなっても良いと思うが、それ以上細くなってしまうと強度的にかなり不安が生じるため80lb以下はおすすめしない。

 

逆にフロロカーボンの場合はこれより多少細くしてもいけると思うが、そうするくらいなら私は小型トップウォーターも扱えるナイロンを選択する。

 

フロロでこれ以上太くしてしまうと、ラインの性質上非常に扱いにくくなる上にルアーの動きにも影響が出てくるため、100lbまでが推奨だ。

 

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リーダーの長さ

 

では、ベテランアングラーの中でも色々と意見が別れる長さについて。

 

筆者の好みで言うと、リーダーの結束部分(ノット部分)がキャスト時にトップガイドから出ている程度が良い気がする。

 

主な理由としては、キャスト時のライントラブルを防ぐためと飛距離を稼ぐため。

 

長さで言うと約1ヒロ弱(1.5m前後)といったところだろうか。

 

 

最初は私も短いかなと思っていたが、このシステムを使用しはじめてこれまで一度もPEラインの部分で根ズレして切られたことはないし、魚もしっかりバイトしてくる。

 

なので、経済的にもキャスト時のストレスを考えてもショアからのキャスティングでは今現在私はこれがベストだと感じている。

 

 

ちなみにリーダーを長く取るタイプの人でライントラブルに悩まされているなら、スペーサーを入れたシステムがおすすめ。

 

*詳しくは ”ライントラブル解消法”の記事を参照。

 

 

メインラインとの結束(ノット)

 

最後にノットについてだが、これは絶対これが良いというものはなく、それぞれが一番組みやすく信頼のおけるノットを使用すれば良いと思っている。

 

ちなみに筆者はFGがお気に入り。

 

ずっと昔からこれでやってきたし、ライン強度以上の強度があるのでこれ以上強いノットの必要性を感じていない。

 

さらには、道具も使用せずに簡単で早く組める点にも魅力を感じている。

 

ひとつだけはっきりおすすめできることは、あれこれと浮気するよりもコレと決めたノットを確実に習得すること。

 

そうすれば、現場でノットを組む必要が生じたときもあせることなく強いリーダーシステムを早く完成させることができ、それは間違いなく釣果に繋がるだろう。

 

→ 対ヒラマサ最強ヘビータックル

→ 釣れないときに試してほしい3つのこと

 

 

 - 青物

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