ショア青物&ヒラスズキ

憧れの魚を追いかけて…

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ヒラスズキ用ルアーはこれを持っていけ!おすすめルアー7選

      2021/10/06

 

”ヒラスズキはどんなルアーでも釣れる”

 

時々そんな話を聞くことがあるが、2割本当で8割は間違い。

 

何を投げても釣れる、そんな美味しい状況はそうそうお目にかかれるものではなく、狙って一級ポイントに通っても一本をなかなか手にすることができないアングラーも非常に多い。

 

もちろんヒラスズキゲームには、”ポイント選択力”も大きなカギとなるのだが、実は意外とルアーの選択やアプローチを間違えているゆえに「魚はいるのに効果的なアピールができていない」という状況も多々あるのだ。

 

今回は、そんな奥の深いヒラスズキゲームで念願の一本を手にするためにこれを持っていけばほとんどどんな状況にも対応できるというおすすめのルアーを7個選んだ。

 

ルアー紹介と同時に使うシチュエーションと使い方も解説させてもらているので、本当に釣りたい方は必見だと思う。

 

ヒラスズキ用ルアー おすすめ7選

サスケ裂波140

釣りをしている人で知らない人はいないといっても過言ではないくらい。

 

このルアーはパイロット的にまず最初に投げることが多い。

パイロットルアーといっても、このサスケ140は非常に優秀で本当に釣れる。
波があってもしっかりと泳いでくれると同時に不規則にフワッと横に揺らぐ動きをする。この”揺らぎ”食わせの間となっているようだ。

 

これまでもたくさん良い思いをさせてもらった超一軍ルアーだ。

 

カラーは、ナチュラルカラーとゴールド系のカラーを持っておけば十分。

ロウディ モンスター 130F

サスケと同じミノーだが、これは潜行深度と飛距離がどちらもサスケの上をいっている。

 

食わせ力はサスケの方が若干上だが、足場が高い場所や飛距離が必要な場合によく飛んで足元まできっちりと泳いでくれるので非常に重宝する。

 

フックシステムもモンスターの2フックの方が延ばされる心配が少なくて済むのでおすすめ。特に大型がかかる傾向が強いため針は大きい(太軸)ほうが良い。

モンスターが手に入らない場合は、ノーマルの3フックに多い目サイズのフックを2つ装着して、自分で2フック仕様にカスタマイズするのもアリ。

青物がかかることもあるので油断は禁物。

サスケ 裂波 120

またまたサスケが登場。

 

ただし、これは120サイズ。

 

シチュエーションとしては、魚の気配はあるのに140サスケやロウディ130に出てくれない場合この120サイズのサスケを泳がせるとヒラスズキがたまらず飛びついてくることがある。

 

効果的な使い方は、基本ただ巻きでOKだがリーリングの速度を波の寄せや引きに同調させるように調整すること。そして時折軽いトゥイッチを入れてやるとルアーがバランスを崩して食わせの間を演出することができる。

 

注意点としては、120サイズのサスケのフックはST‐46の#6が3本ついている仕様になっているので、強引にファイとしてしまうと針が伸びてしまう可能性が高くなる。

 

私はそういう場合には、#4のサイズを2つだけ装着して、真ん中は空けておくというフックシステムを使うことがある。

 

それでもしっかりと泳いでヒラスズキにアピールすることができ、そのシステムで何本も挙げることに成功しているので参考にしていただけると幸いだ。

TD ソルトペンシル

トップではヒラスズキは釣れないと思っている方も多いようだが、トップの方が釣れる状況というのは多く存在する。

 

特に波が低く、サラシが薄い状況では爆発することがある。

 

トップウォータープラグにも色々あるが、特に使えるのがダイワのTD ソルトペンシル。

 

現在はモアザンシーリーズに取り込まれているようだが、ヒラスズキがよく釣れる超優秀ルアーだ。

 

使い方はドッグウォークアクションでピンポイントを探っていく。

 

トップなので広範囲に探ってパイロット的に…というイメージがあるかもしれないがそうではなくここぞというポイントを探る食わせルアーという認識を持ってほしい。

 

ゆったりとしたドッグウォークに出なくても、高速ドッグウォークのストップアンドゴーで突然水面に飛び出してくることもあるので色々と試してみよう。

 

マールアミーゴ

忘れてはいけないのがバイブレーション。

 

様々な層を意図的に探っていくことができるので、エキスパートアングラはこれだけでポイントについているヒラスズキをを根こそぎ釣っていくことも可能ないわば”反則ルアー”

 

特に波が高くサラシが厚すぎてミノーでもアピールができないような状況にマッチする。

 

カウントダウンで任意の深さまでフォールさせ、そこからただ巻きで引いてくるだけ。

 

バイブレーションの微波動が小魚の波動を上手に演出してくれる。

 

ただし、ある程度の慣れがないと根がかりが多発する可能性もあるのでご注意を。

 

このマリアの”マールアミーゴ”はボディの耐久性が高く、少々磯にぶつけたところでびくともしないのでおすすめ。

スライドベイト ヘビーワン

スカジットデザインというメーカーから出されているシンキングペンシル。

 

特に有効なのは90mmの28g。

 

使い方としては、遠くにあるさらしをピンポイントで狙いたいときにその少し置く側にキャストして、ラインメンディングを考えながらフォール、もしくはカーブフォールさせる。

 

キモは、巻きで釣るのではなくフォールで食わせることをイメージすること。

 

ヒラスズキがそこについていれば、ひらひらとフォールしている所を吸い込んで喰ってくる。

 

自分自身、水温低下等で活性がいまいちな時にこの釣り方で難を逃れたことが何度もある。

かっ飛び棒

ジャンプライズからリリースされている「かっ飛び棒」

 

ジグでしか届かないような場所に美味しそうなさらしがある・・・そんな状況で使いたいルアー。

 

ジグをしのぐほどの飛距離が出るのに、きちんと泳いでくれアピールも抜群。各地で素晴らしい実績をたたき出している”棒”。

 

一度使ってみればその素晴らしさがわかるだろう。

どのルアーを使うとしても…

以上、ヒラスズキ用のおすすめルアーを7個紹介したが、いずれのルアーを使うときにもキモとなるのは自然に動かすということ。 

ヒラスズキや青物の釣りとなるとそのスケールの大きさゆえに無意識のうちにルアーのアクションも荒々しくなってしまうことがある。

 

しかし、大切なのは魚に違和感を感じさせずに口を使わせることなのでアクションはなるべくナチュラルさを心がけ、ここぞというところで少しだけアクセンを加えてやるのが良い。

 

自分自身がいかにその時の海の状況を理解し、自然と同調できるかどうかがヒラスズキゲームにおいては釣果につながってくる。

 

⇒ ヒラスズキのバラシ対策はどうすれば?

⇒ ヒラスズキゲームのドラグ設定値は?

 

 - ヒラスズキ

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