ルアーの着底がわからない人のために…”底を取る”って?
青物釣りに限らずエギングや根魚釣り等様々な釣りにおいて、この”底を取る”というのはかなり重要な必須のテクニックといえる。
これができない人は、安定した釣果を得ることができないだけでなく、根掛かりの多発等によるルアーやジグのロストなど財布にも優しくないのだ。
* 根掛かりが多発して困っている人は”根掛かりの上手な対処方”を参照
なので、”底を取る”と聞いてなんのことかわからなかった人や、最近釣りを始めたという人は、まずこの基本中の基本であり、もっとも大切なテクニックとも言える「底の取り方」をマスターすることから始めよう。
底を取るとは?
青物釣りで、特にジギングにおいては、底を取ることができなければほぼ釣りにはならないだろう。
この”底を取る”とは、ルアーがいつ海底に着底したかを感じ取るテクニックのことだ。
ジグのような重いルアーを使っていれば、簡単に着底が分かるのではないかと思うことだろう。
もちろんエギのような軽いルアーよりは感じ取りやすいだろうが、これも一概に言えず海中の潮の流れ方や風の影響などの要素によってかなり分かりにくい場合も多々ある。
では、どうすればそのような状況でも安定して底を取ることができるようになるのだろうか。
とにかく感覚をつかむ練習をする
まずは練習あるのみだ。
自分の体に着底する瞬間の感覚を覚えさせることが一番の近道。
漁港のような根掛かりが少なく、ゆっくり練習できる場所に赴いてジグを沈めて練習しよう。
PT-9018 闘牙ジグ 40g TG-2 ブルピン※ 画像は各サイズ共通です。
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感覚がつかめてきたら少しずつジグのウェイトを軽くして、感覚を研ぎ澄ませていくのが良いだろう。
風が強い場合
いくら練習してコツをつかんでいても底を取るのが難しいときがある。
例えば風が強い時。
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特にショアジギングにおいてこれは切り離すことのできないひとつの悩みとも言える。
かるいPEラインが風に流されてしまい、そのラインテンションによってジグが沈む速度が落ちたり、沈下している感覚が手元に伝わらなかったりするのだ。
この場合の対処法としては、強風で横に流されてしまうメインラインを指で軽くつまむか、空いている方の手でスプール軽くおさえてラインの放出に若干のテンションを加えるというのがある。
こうすると、メインラインが風でとめどなく放出されるのを防ぐことができると同時に、ジグが沈んでいる感覚を手で感じ取ることができるので、着底したときにフワッとラインテンションが緩むのを見逃すこともなくなる。
日によっては、手でラインにテンションをかけるほどの強風ではないが横風が少し吹いている状況もある。
こういう時には、半円を描いて海面に突き刺さっているラインをずっと見ておくと良い。
ラインが一瞬フワリとたるんだ瞬間が着底時だ。
潮の流れが速い場合
この場合は、着底を感じるのが難しいというよりも、ジグが着底しにくいという方が正しいので、難しいと感じたら少し重めのジグにチェンジするのが良い。
ほどよく着底するジグウェイトを探り出すスキルも超過アップに大きく関係してくるので、面倒くさがらずこまめにチェンジしていこう。
まとめ
上手に”底を取る”コツ…それは自分の体にその感覚を叩き込むこと、そのために練習を積むことが必要だった。
そうすれば、強風時などの難しい状況でもそれに応じてライン放出をうまく調整しながら着底を感じることができるようになる。
これがうまくできるようになれば、必ず釣果アップにつながるので頑張って習得しよう!
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