ショア青物&ヒラスズキ

憧れの魚を追いかけて…

*

ヒラマサにはダイビングペンシルが万能だと思ってる?

      2018/10/25

数年前から急激に流行りだしたダイビングペンシルでのヒラマサ等の青物釣り。

 

 

それまでは、主にジグが主体となる”イメージの釣り”でとにかく根気と体力という感じだったが、救世主ダイペンによって一気に流れが変わった。

 

船からのオフショアのみならず、ショアからの青物にも大きな影響をもたらし、いまや防波堤や磯からの青物狙いのアングラーの半数以上がダイビングペンシルによる誘いだしを行っている。

 

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ここまで流行っていると、このルアーさえあればも他にはなにも要らないのでは?と思ってしまう人も結構多い。

 

だが、ダイビングペンシルというルアーも、様々あるなかの選択肢としてのひとつのルアーだという点を見失ってしまうと、せっかくのチャンスを不意にしてしまうことになりかねない。

 

つまり、ダイペンはどんな状況でも確実に釣れる万能選手ではないのだ。

 

 

 

意外と見切られやすい?

 

ダイビングペンシルのひとつの弱点として、状況によっては見切られやすいというものがある。

 

このルアーのカテゴリはトップウォーターなのだが、その名のとおり実際には水中にダイビングして泳いでアピールする設計となっている。

 

この動きが弱ったベイトを見事に演出し、ハマった時には絶大な効果をもたらしビッグフィッシュを連れてきてくれる。

 

 

しかし、その逆に水中にはっきりとその姿を見せてしまう性質ゆえに、魚の活性が低かったりセンシティブになっている時には、見切られてしまうことも少なくないのだ。

 

よく聞く状況として、チェイスは何度もあるのに全く口を使ってくれない…というのがあるが、まさにこの場合がそれに当てはまるだろう。

 

ヒラマサの生態 水温・産卵時期などの記事も参照

 

さらに言えば、ブリ系はヒラマサとは若干違い、ベイトの大きさに結構敏感なためマッチしていなければ食わないことも多い。

では、こういう状況にはどう対処すれば良いのか?

 

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トップウォータープラグの利点を活用!

 

他のプラグにはできないが、トップウォータープラグにはできる技。

 

それは、”泡によるごまかし”だ。

 

このトッププラグのみに与えられた特権を活用しない手はない。

 

 

実際には、ダイビングペンシルそのまま使っても行える「スキッピング」や、ポッパーを使った「バブリング」、さらには水面スライド系ペンシルを使った「スットップ&ゴー&首ふり」などのアクションは大きな効果をもたらすことが多い。

*ポッパーの上手なバブリング方法については他記事を参照

 

これまでの私の経験からしても、非常に効果がある方法なので是非試してみて欲しい。

 

もうひと試す価値があるのは、ダイビングさせずに水面でスライドさせながらのアクションで誘う方法。

 

これには、デュエル サーフェスクルーザー190mmスーパーマグナムザラなどが適している。

 

その日の潮やヒラマサの活性に合わせたルアータイプとアクションを早く見つけ出すことがキモだ。

 

 

ダイビングペンシルの操作は非常に楽しく、”釣れるときには釣れる”のでずっとこれだけを信じて投げ続けたくなるが、他の利点を持つルアーと一緒に使い分けしていくことによって、よりいっそうこのダイペンの効果制も上がってくるはずだ。

 

豊かな日本の海も、年々とタフな状況になってきているだけにアングラー側も柔軟な考えをもって釣りをすることが大切だろう。

 

そうすれば、いつか夢にまでみた大型青物と出会うことができるはずだ。

 

 

 - 青物

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