ヒラマサキャスティングで使うダイビングペンシルのサイズの選び方
2024/09/04
ヒラマサキャスティングで使用するルアーと言えば、すぐにダイビングペンシルを思い浮かべる人がほとんどだろう。
それほどダイビングペンシルの効果は絶大で、ヒラマサ用として確立されてからまだ20年経つか経たないかという程度ではあるが、驚くほどの実績を残し続けている。
ところで、あなたはダイビングペンシルのサイズ選びをどのように行っているだろうか。
ダイビングペンシルのサイズバリエーション
ダイビングペンシルにはたくさんのサイズバリーションがあり、状況に応じてうまく使い分けることでヒラマサの口を使わせることができる。
サイズに関しては、ショア・オフショアで若干使用するサイズのアベレージが変わってくることがある。
ショアでよく使われるサイズ
ショアジギング(キャスティング)においては、アベレージとして160mm~190mm前後が使用されることが多い。
アングラーによっては、240mm以上の特大サイズのダイビングペンシルをショアから投げることもあるが、それはごく限られたアングラーのみ。
オフショアで使われることの多いサイズ
オフショアにおいては、ショアでt買うものよりも少し大きめのサイズがメインとなることが多い。
アベレージサイズとしては180mm~220mmといったところだろうか。
もちろん状況によってはそれ以下の140mmサイズや、時には300mmのサイズを曲げることもあるが、それは特定の状況に限られることが多い。
ヒラマサキャスティングのダイビングペンシルのサイズの選び方
ではヒラマサキャスティングにおいて、サイズ選びをどのように効果的に行うことができるのだろうか。
ショアもオフショアもアベレージサイズは違えど、基本的な考え方は同じとなる。
ベイトのサイズ
これはサイズ選びの基本であるが、ベイトのサイズにできるだけ合わせた選び方をすることで、ヒラマサの警戒心を解きやすくなる。
イワシやキビナゴのような小さめのベイトの場合は、140mm前後のダイビングペンシル、サンマやカマスがベイトの場合は200mm前後のもの。
シイラなどが捕食されているような状況においては、それ以上の大きさのサイズを投げることでバイトをものにしやすくなる。
使用タックル
ダイビングペンシルのサイズを選ぶにあたっては、使用しているタックルのことも考えなくてはならない。
特にロッドの適合ルアーウェイトがどの範囲なのかという点は、見逃せないポイントだ。
多少であれば、推奨ウェイトから逸脱していてもなんとかなるが、これに関しては自己責任で…。
状況や時間帯
ダイビングペンシルのサイズ選びで覚えておきたいのは、時間帯や状況に応じて自分で考えながら工夫していくということだ。
釣りにおいては、「これが絶対的な答えだ」と言えるものはあまりなく、サイズ選びに関しても同じことが言える。
ベイトサイズに合わせているアングラーよりも、かなりサイズの違うルアーを投げているアングラーにバイトが集中するということもある。
つまり、自分で試行錯誤しながらその日の正解を導き出す必要があるのだ。
例えば、朝一に広範囲に居る活性の高い個体を拾いたいという場合は、ベイトサイズ小さくても大き目のルアーでアピールする方が良い時もある。
そして、その逆も然り…
要するに、頭を使って考えながら、答えを導き出すこともヒラマサキャスティングゲームの醍醐味なのだ。
大きめサイズのおすすめダイペン
さまざまな状況にうまく対処していくためには、いくつかのサイズのダイペンを用意しておきたい。
まず、大き目サイズのダイペンに関してだが、このシマノのワイルドレスポンス240Fやジャンプライズのララペンマグナム240などがおすすめ。
大きいながら飛行姿勢も良く、太糸でもしっかり飛ばせる。
小さめサイズのおすすめダイペン
次に小さめサイズのダイペンのおすすめだが、こちらもジャンプライズのララペンがヒラマサに対して有効で実績もかなり出ているので、持っておきたい。
少しライトなタックルで優しく動かしていくのがキモとなる。
他にも、フラッシュブーストを搭載した別注ヒラマサ145Fも評価の高いダイペンとなっている。
こちらであれば、そのままのタックルでもしっかり投げてアクションを付けていくことができるので、いちいちタックルを変えるのが面倒だというアングラーにはおすすめだ。
ちょうど良いサイズのおすすめダイペン
ちょうど良いサイズという表現が、それぞれの考え方によって変わってくるので難しい所だが、メインのダイペンとして投げ続けることができるイチオシのルアーが、このマリアのラピードF190だ。
発売当初からこれは釣れるルアーだなという予感を持っていたが、やはり多くのアングラーの定番ルアーとして定着するようになってきた。
おすすめカラーは、ヒラマサに効くと言われていたりいなかったりする、このサイトピンキーだ。
状況を見極めて戦略的にダイペンのサイズを選択していこう
ヒラマサゲームにおいて、万能とは言えなくともかなり実績の高いダイビングペンシル。
サイズ選択に迷うこともあるが、いくつかの選択肢を持っておき、その日の状況を見極めつつ戦略的に選んでいこう。
そうすれば、経験を積みながら自分なりのパターンを確立することができ、いつか夢の1匹と出会うこともできるだろう。
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